コパ・アメリカ③エクアドル戦総評&全体総評

おはようございます。睡眠時間2時間でコパ観ました。

お互い勝てば決勝T進出という中での一戦だったが、結果は1-1でドロー。共倒れの結果になった。

チリやウルグアイからはワンランク下とはいえ、強者ぞろいのエクアドル相手に再三チャンスを作り最後まで目が話せない試合だった。

ほとんどのメンバーが実力を最大限に発揮できたと思うし、ここで敗退した悔しさを次につなげてほしいと思う。

前に倣い4段階で評価。

<FW~2列目>

岡崎 ◎

1点目は岡崎らしさが出たプレーから生まれた。あの前からのプレスはこの試合でも相手の脅威になっていたし、この3試合でまだまだやれるのを見せつけてくれた。

久保 ◎

彼の繊細でかつ堂々としたプレーにはやはり才能を疑わずにはいられない。最後のオフサイドのシーンでは試合を見ていた全員が一喜一憂しただろう。

中島 ◎

ゴールシーンはふかさずに非常に落ち着いていた。他の攻撃面でも過去2戦とは違い連携プレーに徹していたし、守備もできる限りのことをしてくれた。

三好 ○

久保との連携は見事で、あの2人から一気にゴールの近くまで攻め込むプレーは多く見られた。守備でも大きく貢献した。

前田・上田 ー

この2人は共通で、やはり決定力のなさに泣かされた。それでも上田の飛び出し方、前田の前からの守備等は南米で通用していたし、この経験を活かしまた日本代表に戻ってきてほしい。

安部 △

結果としてあまり目立ったプレーはなかった。1点を絶対に取りたい状況だったし、せめてもう少し爪痕を残して欲しかった。

<ボランチ・DF・GK>

板倉 ○

前試合とは打って変わって今日は落ち着いたプレー。高さでも競ってくれるのでDFに少し余裕を生み出してくれた。

柴崎 ○

やはり彼無しで日本代表は成立しない、そんなプレーを3戦全てで見せてくれた。今試合は出血もありキツい状況だったがそんな中誰よりも走っていたと思う。

杉岡 ✕

序盤からここ2試合の疲れからか相手と競っても負けてしまっていた。杉岡のところかが穴になりそこからずっと攻められていたし、今後代表になっていく上では3戦戦える力は不可欠なので、そういったところも磨いて長友の後継者になってほしい。

冨安 ○

今日も落ち着いたプレー。南米相手にも競り負けない強さを見せてくれた。イエローカードは相手が演技派だった。

植田 ○

こちらも要所で締めたプレー。失点シーンは責められるものではないがもう少し詰められたかなとも感じる。

岩田 △

杉岡側から攻め続けられていたので守備機会は殆どなかったが、失点は彼の競り負けから生まれてしまった。後半になってからは前線に上がる機会も増えていたが、それを前半から積極的にできれば攻めやすくはなっただろう。

川島 ◎

序盤のパスミスは自分で解決してくれたので帳消し。それ以外の部分でも好セーブを連発していたし、失点シーンでも一回は神セーブをしてくれたのでこれは責められない。こちらも岡崎と同じく、まだまだやれることを見せつけてくれた。

<監督>

森保 ○

出来うるベストな布陣で挑んでくれた。最後の板倉→前田など今までにはなかった積極的な采配も見せてくれた。個人的にはあの交換はあれより早いと守備のバランスが崩れかねなかったので遅くはないと思う。

 

正直なところフルメンバーではないし開幕前は3戦ともボコボコにされておわりかな、と思っていたが蓋を開ければ2分1敗と健闘してくれたと思う。三好や久保などの若い世代の活躍、岡崎や川島のベテランの活躍、中島や柴崎などの今の代表の主軸の活躍。全部が相互に作用し、出来うる最善の結果を残してくれたと思うし、このチームを急ピッチで作り上げた点では監督は評価されてよい。もちろん交代の切り方とかで改善点はたくさんあるけどね。

 

次は9月の2022W杯アジア2次予選かな(調べました)。今回出場した若い世代と現在のフルメンバーの融合を楽しみにしています。頑張れニッポン!