ワクチン2回目打った3日後に盲腸でヤバかった話

初めに注意事項と結論だけ書いときます。

 

この記事はいわゆる「反ワクチン」を推奨するものではありません。

未知の病と闘っていかねばならない現状で最も効果があるのはワクチン接種による集団免疫だと思っていて、むしろ反ワクチンを謳う方々には一刻も早く考えを改めてもらうか、未知の病に斃れて頂きたいというのが自分のスタンスです。

その上で、

これからワクチン接種(とくに2回目)を控えている方々にはとにかく体調を万全にして接種を受けてもらいたい

というのがこの記事の結論です。自分は多少の腹痛を押して接種を受けた結果、タイトルの通りになりました。この記事はその際のメモのようなものになります。不安を煽る気はありませんが、現在の病院の切迫した状況について実際に体験しないとわからない部分から記事を書こうと思います。参考になれば幸いです。

 

 

7/29(Thu)

ワクチン1回目接種。

場所は大手町です。本当にスムーズで、滞在時間は接種後の待機時間を含めても30分程度だったと思います。

この際は当日夜に37.3℃まで熱が上がるも、それと接種部の腫れのみで副反応は終了。

 

8/26(Thu)

14:30 ワクチン2回目接種。

モデルナワクチンだったので、ほぼ1か月置いて2回目の接種。

この日の自分のコンディションは

・ちょっと寝不足

・ちょっと腹痛

でした。それでも電車内で寝て寝不足は幾分か解消され、大手町駅のトイレで腹痛も解消しました。下してたりはなかったです。

この日も接種はスムーズで、接種会場での体温測定から接種を終えるまでの所要時間はなんと8分でした。円滑な運営に感謝。

 

8/27(Fri)

1:00 早めの寝落ちから起床。この時点で37.3℃。

ここまでは予想通り。まだ熱上がるのかな、と思いながらアクエリアスを飲みつつダラダラ。

2:12 37.8℃まで上昇、カロナール服用。

ちょっとキツさが出てきたのもあり、早めの対応。

4:42 37.9℃

全くカロナールの効きを感じられず。これは個人差が大きい部分だと思うので効く人はしっかり効くと思います。

6:32 38.0℃

カロナールの服用から4時間経過。ここで自分が痛いときにいつも飲んでいる頭痛薬であるセデスを服用。一番安いやつです。ここからは基本4h間隔で頭痛薬を飲んでいきます。

8:14 37.5℃

薬効あり。熱は下がっていないものの、その他の部分でとにかく楽になっているのを体感。

10:33 38.3℃

しっかり4時間で薬効終了。よく言われている副反応そのまま。ここでセデスを切らしてしまったことに気づく。バファリンプレミアムを服用。

16:29 37.4℃ ,16:51 37.0℃

爆睡して起きると熱がだいぶ下がっていた。16:51頃にバファリンプレミアム服用。夕食はうどんを普通に食べてたと思います。

 

8/28(Sat)

1:49 38.0℃

あれ?熱が再度上がる。バファリンプレミアム服用。熱はあったけど、パソコンの前に座っている余裕はありました。

ここから記録取ってないけど午前中はたぶん寝たり起きたり。

 

13:39 胃に違和感。

ワクチン2回目を接種してから初めて胃への異変(ギャグも包含している。胃変、ってか?)を感じる。

とはいっても痛え~って言いながらYoutube見てたのでこの時はまだ大丈夫。頭痛薬の飲みすぎで胃が荒れたんだろうな~、と思ってました。

こんなツイートしてる余裕がありました。

 

16:05 36.9℃

ここで親に最初飲んでいだセデスとスクラートG(胃腸薬)を買ってきてもらいました。先にゼリー飲料を飲んでセデスを服用、少し時間をおいて夕食前にスクラート服用。

21:12 37.4℃

胃が~~~~って言いながら↓見てた。スクラート服用。結論としてはスクラートは今回全然効かなかったです。おそらくただの胃痛ではなかったからだと推測。

 

23:30 37.5℃

かなり胃がきつくなってくる。それでもゼリー飲料、太田胃散、セデスの3連コンボでどうにかしようとする。

 

8/29(Sun)

3:30 胃痛悪化。

胃痛を紛らわすためにサッカープレミアリーグ リバプールVSチェルシーを観る。

やっぱハイレベルなサッカーは見てて楽しい。ちなみにこの辺から本当に痛くて唸ってました。

6:00

ヤバい。

自室で意識が飛ぶのだけはなんとか避けないと、と思いリビングに移動。

ここから午前中は痛んだり落ち着いたりの繰り返し。熱は37.5℃前後を維持。

12:00 食事(お粥)

胃への刺激が怖かったが、痛みが勝ったためセデス服用。

13:00

休日診療所に行くも、胃腸を診れる医者がおらず断られる。

今回の診療拒否その1。横浜市のほかの病院を案内してくれる番号が載った紙だけもらって帰宅。ほかの病院に行くことも考えたが、下手に車に揺られて体調が悪化するほうが嫌だったのでとりあえず自宅安静。痛すぎて暴れてたけど。

この辺で実は胃痛より右脇腹の痛みが酷いことに気づく。

14:50~16:00 寝れた!

正確には気を失っていたのかもしれないが、とりあえず1時間ぐっすりソファーで睡眠を取った。ちょうど競馬中継を見逃した。

18:30 食事

何食べたかは忘れました。ただそんなに負担のかかるものは食べてないです。うどんかな?

19:00 腹痛再悪化、急患受診を決断。

休日診療所でもらった紙に書いてあった病院案内に電話し、2院紹介される。

しかし、両方断られる。

今回の一番つらかったところです。2院とも新型コロナ対策で少しでも発熱がある場合は発熱外来での診察となるため、取り合ってくれませんでした。

ただ、2院目から20:00以降の急患を受け入れてくれる診療所を紹介してもらいました。

19:30 診察してもらえることになる。

本当にありがたかったです。両親とも飲酒済みだったため、タクシーで病院に向かいました。

そこでの診察結果としては「腹膜炎等はなく、胃炎or盲腸の可能性が高い」というもので一晩分の痛み止めを処方してもらいました。とりあえず緊急性がないことがわかり一安心。

20:00過ぎに帰宅し、そこからはとにかく安静。念のためリビングに布団を敷いて寝ました。

22時くらいから翌5時まで記憶がないのでぐっすり寝ていたつもりだったのですが、一度母親がリビングに来たときはソファーで寝てたらしいです。マジで記憶ありません。痛すぎて目覚めて移動したのかもしれません。

 

8/30(Mon)

5:00 目が覚める。

かなり良くなっていました。熱も下がってました。二度寝もできそうになかったので、病院が開く8時までダラダラ。

8:00 診察を受ける。

病状や経緯を話してみて、やはり盲腸の可能性が高いという話でした。血液検査もしてもらい、1週間分の抗生物質が処方されました。

 

水曜くらいには8割方復調して普通に食事・飲酒もできるようになってました。酒しか勝たん。

 

そして

9/6(Mon) (今日)

血液検査の結果、様々な項目の数値を見るに

「断定はできないが盲腸の可能性が高い」

との結果でした。

具体的な数値の話をすると

・白血球数は平常値(6800)←血液検査時にはかなり症状も落ち着いており既に値が戻っていた可能性がある。

CRP定量が非常に高く出ていた(7.32,基準値は0.30以下)←体内での何らかの炎症反応が認められる。

・CKが基準値を下回る(47,基準値は男性で50-250)←筋肉へのダメージがあると上昇するもので、これが低いため筋肉注射であるワクチンの副反応とは考えづらい。

 

とのことでした。

とはいえ既に9割方復調しており、いったん通院は終了になりました。薬の処方ももうありません。ヤッター!!

 

まとめると、

・土曜夜に腹痛に襲われたため、翌日に近くの胃腸を診てくれる医者は休業。

・大きな病院はコロナの影響で少しでも熱があると簡単には診てくれない。(診てくれるとしても、いかなる病状でもコロナ患者の可能性を排除しないままの案内になる。)

・タイミングがワクチン接種と重なってしまったため、副反応と混濁し自己判断が遅れてしまった。

という不運が重なり本当にしんどかったです。

今、行きたいときに病院に行けない

という事実を身をもって痛感することになる一件でした。

今重病を患ったり、重大事故に遭ってしまうと、本当に簡単に死ぬかもしれないという危機感を植え付けられました。

ということで、今しばらくは

・マジでコロナ以外の病気にもかかるな!!

・事故るな!!

というのが自分の思いです。

防げ!と言われて簡単に防げるものではありませんが、この記事を読んでくれた皆様には健康であってほしいので、より一層普段の体調管理を万全に行ってほしいな、と思います。

自分は今も精神的にも全然ダメダメな日々を過ごしていますが、まあ1年後くらいにまた笑って会えればいいんじゃないですかね。

 

急速に冷え込んで体調も崩しやすいかと思います。本当に体調だけは保って生きていきましょう!